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2023年 仕事探しのクラウド化

人材マッチング

2019年末ごろから猛威をふるった新型コロナウィルス感染症、世界を不安の渦に巻き込みました。
3年後2022年末の現在でもコロナウィルス終息の目途は立っていません。

この通称コロナの影響で、健康面だけでなく経済面、環境面で大きな変化を遂げたとも考えられます。
最も身近なところで云うと人の働き方、仕事の仕方が大きく変わりました。

テレワークまたはクラウドワークが定着したとも考えられます。
クラウドワークは「会社に通わず仕事をする」という新たな取組みです。
このクラウドワーク化によって、都心の土地の高い場所から田舎の土地の安い場所に移り住んで仕事をしたり、オフィスを無くしてしまうという新たな価値観の企業も話題になりました。

それ以外では転職はもとより、副業やシェアリングエコノミーという新たな発想やビジネスが盛んになりました。

これら全ての共通点はインターネット上のマッチング機構を活用した、マッチングサービスの成長が大きいと考えられます。
マッチングサービスの需要は高く2025年には市場規模が10兆円を越えるとも言われています。

つまりマッチングサービスは日本国内の一大産業になる可能性が大いに考えられます。

2000年初頭より転職系サービスは人材派遣や有料職業紹介の活性化とともに大きく成長したビジネスの1つと考えられます。

これらのサービスは主にマッチングコーディネーターという専門の人材が人と仕事、人と人をお見合いのようにマッチングして企業から手数料をいただくとうビジネスモデルで、その簡潔さから現在では8万社ほどの事業登録がされるまで成長しました。(人材派遣会社の登録数は6万5000社ほど)

しかし今後マッチングサービスまたはマッチングアプリに市場を奪われると多くの経済学者が分析をしています。

理由としては
  1. 大手人材派遣会社の寡占化
  2. 参入企業のコモディティ化

が考えられます。人材事業者及びIT事業者の動向が見逃せないといったところです。